【Visually impaired artist 】
加藤 信昭 / Nobuaki Kato
昭和25年10月23日生まれ
それは突然のことでした。
2019年6月
声が枯れるようになり喉の異常に気付きます。
検査の結果、ステージ3の「声門癌」が発覚、
すぐに入院治療を行いますが
同じ年の11月 右目に異常が発生しました。
どんどん視力が悪くなる中で
続けた治療の甲斐なく2021年7月に
右目は「失明」。
すると続くように左目にも異常が発生します。
2度の手術の末に左目は「失明」は免れましたが
視力は大きく低下してしまいました。
声門癌は2024年に5年間の
経過観察通院を終えました。
病気をきっかけに一変してしまった世界で
行き着いたのは「絵を描くこと」でした。
2023年8月から独学で絵を描き始めます。
白いキャンバスでは明るすぎて
自分が何を描いているのかわかりませんでした。
同系色を見分けるのも困難になっていました。
それでも作品の背景を「黒」にして、
自分がハッキリとわかる色を使い
工夫を重ねて描き続けました。
すると
夜空を流れる星の流線のように繊細に、
暁の空のように吸い込まれそうなほど色鮮やかに、
型にとらわれない作品達が誕生していきました。
これまで100点以上もの作品を生み出しました。
絵だけではなく粘土を使った作品にも挑戦しました。
知人やSNSを通じて作品が欲しいと
作品を販売する機会にも恵まれるようになりました。
そして加藤信昭は
作品と共にこのメッセージを送ります。
Hello my friend
世界は今日もいろんな色に溢れています。
2人の孫達と一緒に。
孫達はお気に入りの作品を持って。
【2025/3/20〜4/30】の期間初めてのクラウドファンディングを実施いたしました。
プロジェクトは終了しましたが画像をクリックするとプロジェクトページをご覧になることができます。